こんにちは。巳(み)です。
今回は線分コマンドについて解説します。
マウスカーソルを【線分】の上に置いたときヒントが表示されます。
この状態でキーボードの”F1”を押すとブラウザにヘルプが表示されます。
線分と言いながら円弧を描けたり、線分の中点や交点をスナップできる便利機能があるので紹介します。便利機能はプロンプトバーにショートカットが表示されるので記憶する必要はありません。
なお、ショートカットは大文字で表していますが、小文字(キーボードのCaps LockがOFF)でも問題ありません。
円弧と線分の切り替え
【線分】をクリックするとデフォルトは線分(単純に線を描く)になりますが、コマンドバーもしくはキーボードから『円弧』と『線分』を切り替えることができます。
円弧と線分の切り替え方法
- Step1
『円弧』に切り替えるにはコマンドバーのタイプから選択する、またはキーボードの”Aキー”を押します。
- Step2
円弧は三点を決めれば描けます。
- Step3
『線分』に切り替えるにはコマンドバーのタイプから選択する、またはキーボードの”Lキー”を押します。
『円弧”Aキー”』と『線分”Lキー”』を切り替えて、連続で描くこともできます。このときはショートカットを使うと便利です。
対称に線分を描く
コマンドバー、もしくはキーボードの”Sキー”を押すと対称に線分を描くことができます。
対称に線分を描く方法
- Step1
線分をクリックする。
- Step2
コマンドバーのタイプから選択する、またはキーボードの”Sキー”を押します。
- Step3
線分を描く。
線分のキーポイントにスナップ
線分の端点、中点、および交点にスナップする方法を解説します。
端点にスナップ
- Step1
線分をクリックする。
- Step2
マウスカーソルと要素を接触します。
- Step3
キーボードの”Eキー”を押します。
- Step4
要素の端点にスナップしました。
要素の中点から右側にマウスカーソルがあるときは右の端点にスナップ、左側にマウスカーソルがあるときは左の端点にスナップします。
中点にスナップ
- Step1
線分をクリックする。
- Step2
マウスカーソルと要素を接触します。
- Step3
キーボードの”Mキー”を押します。
- Step4
要素の中点にスナップしました。
交点にスナップ
- Step1
線分をクリックする。
- Step2
マウスカーソルと要素(2つ)を接触します。
- Step3
キーボードの”Iキー”を押します。
- Step4
要素の交点にスナップしました。
連続で交点をスナップすることもできます。
交点が複数あるときはクイックピックが開き、この中から選択できます。
円弧のキーポイントにスナップ
円弧の端点、中心、交点、および中点にスナップする方法を解説します。
端点にスナップ
- Step1
線分をクリックする。
- Step2
マウスカーソルと要素を接触します。
- Step3
キーボードの”Eキー”を押します。
- Step4
要素の端点にスナップしました。
要素の中点から右側にマウスカーソルがあるときは右の端点にスナップ、左側にマウスカーソルがあるときは左の端点にスナップします。
中心にスナップ
- Step1
線分をクリックする。
- Step2
マウスカーソルと要素を接触します。
- Step3
キーボードの”Cキー”を押します。
- Step4
要素の中心にスナップしました。
交点にスナップ
- Step1
線分をクリックする。
- Step2
マウスカーソルと要素(2つ)を接触します。
- Step3
キーボードの”Iキー”を押します。
- Step4
要素の交点にスナップしました。
交点が複数あるときはクイックピックが開き、この中から選択できます。
中点にスナップ
- Step1
線分をクリックする。
- Step2
マウスカーソルと要素を接触します。
- Step3
キーボードの”Mキー”を押します。
- Step4
要素の中点にスナップしました。
15度のインクリメント
Shiftキーを押し続けると角度を15度単位に固定できます。
Shiftキーでインクリメント
- Step1
線分をクリックする。
- Step2
マウスカーソルと要素を接触します。
- Step3
キーボードの”Eキー”を押して、線分の端点にスナップします。
- Step4
キーボードの”Shiftキー”を押し続けます。
- Step5
角度が15度単位に固定されます。
まとめ
今回の解説は参考になりましたか?
InteliSketchを使えば同じことができますが、ショートカットを使えば素早く描画できます。
また、CADを使いこなしている感があります。ちょっとした技ですが、図面描画の参考にしていただければ幸いです。
ではまた。
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