こんにちは。巳(み)です。
前回は2D CADが必要な理由と選ぶところまででした。
今回から作図していきます。
ではいってみましょう。
Solid Edge 2D Draftingのダウンロード
Solid Edge 2D DraftingはSiemensのHPからダウンロードすることが出来ます。
個人情報を入力するのは抵抗がありますが、無料で使うので仕方ありません。
例に従って入力してダウンロード・・・出来ません。
半角を全角にしてダウンロード・・・出来ません。
なぜ???
色々試してわかったことは、日本語表記はダメということ。
英語表記でダウンロード出来ました。(例を日本語表記で書いているのに・・・わけわからん)
英語表記といっても、住所はどの様に書けばいいの?
という方は、下のサイトで変換しましょう。
日本語住所を英語住所に変換してくれます。
ちなみに会社欄の下にある、”Title”とは役職のことです。
ダウンロードしたソフトをインストールすれば準備完了です。
図面の書き方
ブッシュを描く
”ブッシュ”といってもいろいろな形がありますが、このようなものをイメージしてください。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/3-1.jpg)
初期画面からテンプレートを選択するまで
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/new.jpg)
インストールしたSolid Edge 2D Draftingを起動して、新規作成 → 標準テンプレートのJIS Metric からjis metric draftを選び、OKをクリックします。
図を描くシートが決まっている
最初に図枠が表示されますが、いきなり作図しないでください。
Solid Edge 2D Draftingは作図するシートが決まっています。
つまり、
- STEP1作図シートに作図する
作図するシートが決まっている
- STEP2図枠シートに写す
必要な図を写す
- STEP3完成
見栄えを整える
という流れで描いていきます。
(ルールと思ってください。)
ユーザーインターフェースの説明
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig3-800x438.jpg)
図を描くシートを表示する
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig4.jpg)
『表示』→『2Dモデル』をクリックすると、2D Modelシートになります。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig5.jpg)
平面図を描く
円を描こう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig6-1.jpg)
『ホーム』→『作図』から【円を中心で】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig7.jpg)
適当な場所でマウスを左クリックし、直径80mmを入力してEnterキーで確定します。
なお、次のコマンドを選択するまで、同じコマンドが維持されます。
IntelliSketchを確認しよう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig8.jpg)
『ホーム』→『IntelliSketch』から【IntelliSketch】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig9.jpg)
幾何関係タブの上から2段までチェックが入っていることを確認してください。
チェックが入っていないときは、チェックを入れましょう。
IntelliSketchとは作図を補助してくれる機能です
同心状に円を描こう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/0b37ba32f0b4222a6915da23e9e9fb97.jpg)
同心状に円をいくつか描きます。
先程描いた直径80mmの円にマウスポインターが触れると、円は赤く表示されます。
この状態で円の中心にマウスポインターを移動すると、円の中心を認識(十字アイコンがでます)します。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig11.jpg)
円の中心を認識した状態でマウスを左クリックし、直径60mmを入力してEnterキーで確定します。
続けて直径40mmを入力してEnterキーで確定します。
円コマンドは使わないので、Escキーで終了します。
円の中心を認識すれば、中心からずれた点をクリックしても同心円になります
側面図を描く
四角を描こう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig12.jpg)
『ホーム』→『作図』から【長方形を2点で】をクリックします。(長方形アイコンの右にある▼をクリックすると、【長方形を2点で】が表示されます。)
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/5b05f3b69a5d44cc7c7ec7841b5c1cbf.jpg)
直径80mmの円の上シルエット点に触れ、その状態でマウスを左に動かすと点線が表示されます。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig14.jpg)
点線が表示された状態で、適当な場所で左クリックして、幅5mmを入力しEnterキーで確定します。
次に直径80mmの円の下シルエット点に触れてマウス妄りクリックで四角形が確定します。
(高さ80mmを入力してもいいです。)
マウスポインターがズレて点線が消えても、元の位置に戻せば点線は表示されます。
復習
- 英語表記でダウンロード
- 2D Modelシートで作図する
- IntelliSketchは作図を補助してくれる
次回に続きます。
コメント
凝っていて解り易い解説サイトなのでありがたいです、助かります。
で、私の場合「コマンドバー」の出しかたが探しきれなくて困っています。
私も引き続きコマンドバー出現の健闘をしますが、これに関する記事の追加更新も希望する次第でございます。
キャド乗換中 様
こんにちは。
コメントありがとうございます。「コマンドバーの出し方」で困っていること承知しました。
私もヘルプ通りにいかないことがあり四苦八苦することがあります。
最終的には再インストールで直ったこともありますが、あくまで最終手段です。解決できるかわかりませんが私も考えます。
mi様
ご返信ありがとうございます
2023年版にてアンインストール試行しましたが何ら変わらず。。。
2024年版に刷新しても何ら変わらず。。。
改めて設定画面を見回してもヒント見つからず。。。
シーメンスにも問い合わせメールをしました(返信が無いこともありますね)
なので、加えて昔の仕事仲間も巻き込んで調べます:)
大体は私のポカミスで陥っているパターンなので
いつか解決するでしょうw どうであれ、mi様にフィードバックします
使用ハード等の概要も共有いたします
・ThinkPad-E15-Gen4(仕事サブ機)
・Windows 11 Pro 22H2
・コンフリクトを起こすようなソフト類はデバイスに入れていません
(WindowsOS、MS Office基本セット、当該キャドソフト、これだけ)
・当該ソフト実行ファイル名
23年版:Solid_Edge_Free2d_2023_2210.exe
24年版:Solid_Edge_Free2d_2024_2310.exe
立て続けにすみません
解ったような気がします
浮動コマンドバーは2023年版や2024年版では左端に固定されて
浮動としては使えなくなっているのだと思います
連結ウィンドウが右側
コマンドバーが右側(浮動はできない)
旧版バージョンでは
連結ウィンドウが左側
コマンドバーが浮動
ただ単にRevでデザイン変更、これだけのことだと思い始めました。。。
おさわがせしております・・・
キャド乗換中 様
コメントありがとうございます。
原因がつかめず困っていたところで、自己解決されたようで安心しました。
コマンドバーは2023年版で変わっております。
今後もよろしくお願いします。