こんにちは。巳(み)です。
前回は円や四角を使って作図しました。
そして、同心円やシルエット点などの補助機能を使いましたね。
では、続けて作図していきましょう。
図面の書き方
側面図を描く
オフセットを使って線を描こう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig1.jpg)
『ホーム』→『作図』から【オフセット】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig2.jpg)
コマンドバーの距離に”25”と入力してEnterキー、そして”単一”を選びます。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig3-1.jpg)
オフセットさせたい辺にマウスポインターが触れると赤くなります。
赤くなった辺をクリックするとマゼンタに変わり、オフセットする辺が確定するので、更に右クリックします。
次にオフセットする方向は、マウスを左右に動かして決めます。(矢印が出るのでわかりやすい)
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig4-1.jpg)
今回は右側にオフセットするので、マウスを右に動かして左クリックします。
オフセットはこれで終わるので、Escキーを押してオフセットコマンドを終了します。
Φ60の側面図を描こう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig5-1.jpg)
『ホーム』→『作図』から【線分】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig6-3.jpg)
Φ60の上シルエット点に触れ、その状態でマウスを左に動かすと点線が表示されます。(四角を描いたときと同じです。)
点線が表示された状態でオフセットした線上で左クリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig7-1.jpg)
線分の始点が決まるので、更にマウスを左に動かし、長方形に触れたところで左クリックします。(このとき角度が180°になっていること)
連続で線を描かないのでEscキーで終了します。
隠れ線で作図しよう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig8-1.jpg)
『ホーム』→『作図』から【線分】をクリックします。
コマンドバーの線分スタイルを”Visible”→”Hidden”に変更します。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig9-1.jpg)
Φ40の上シルエット点に触れ、その状態でマウスを左に動かすと点線が表示されます。(四角を描いたときと同じです。)
点線が表示された状態でオフセットした線上で左クリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig10-1.jpg)
線分の始点が決まるので、更にマウスを左に動かし、長方形に触れたところで左クリックします。(このとき角度が180°になっていること)
連続で線を描かないのでEscキーで終了します。
鏡映で図を線対称にコピーしよう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig11-1.jpg)
『ホーム』→『作図』から【鏡映】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig12-1.jpg)
Shiftキーを押しながら、実線と隠れ線をクリックします。(鏡映する要素を複数選ぶ場合は、Shiftキーを押しながらクリックします。)
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig13.jpg)
鏡映する要素を選んだらShiftキーを離して、線対称する一点目をクリックします。
今回の場合は長方形の中点(図の位置)にするので、点の色が水色から赤色に変わってからクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig14-3.jpg)
二点目はオフセット線の中点(図の位置)をクリックします。
鏡映はここまでなので、Escキーで終了します。
トリムで線を消そう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig15-3.jpg)
『ホーム』→『作図』から【角をトリム】をクリックします。
トリムにはルールがあります。
- 残す線(残す箇所)を先にクリックする
- トリムする境界をクリックする
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig16-1.jpg)
図のように残す線を最初にクリックします。
次にトリムする境界をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig17-1.jpg)
トリムができました。
続けて、もう一方も同じようにトリムします。
角を面取りしよう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig18.jpg)
『ホーム』→『作図』から【面取り】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig19.jpg)
コマンドバーの角度を45°、面取り長Aを2mm、面取り長Bを2mmにします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig20.jpg)
手順は面取りする箇所の二辺を選択すると面取りできます。
まず1箇所目をクリックします。(クリックした辺がマゼンタに変わります)
次に2箇所目をクリックします。(同様に辺がマゼンタに変わります)
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig21.jpg)
そして、上図の方向にマウスを移動して左クリックで確定、面取りができました。
同様にもう一方も面取りして、両端にC2の面取りができました。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/07/fig22.jpg)
復習
- オフセットを上手に使おう
- IntelliSketchは作図を補助してくれる
- 実線は”Visible”
- 隠れ線は”Hidden”
- 鏡映で線対称にコピーできる
- トリムでいらない線を消す
- C面取りの設定にクセがある
次回に続きます。
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