Solid Edge 2D Draftingを使って図面を描く その3(オフセット、鏡映、トリム、面取りを使う)

オフセット、鏡映、トリム、面取りを使う CAD

こんにちは。巳(み)です。
前回は円や四角を使って作図しました。
そして、同心円やシルエット点などの補助機能を使いましたね。

では、続けて作図していきましょう。

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図面の書き方

側面図を描く

オフセットを使って線を描こう

『ホーム』→『作図』から【オフセット】をクリックします。

コマンドバーの距離に”25”と入力してEnterキー、そして”単一”を選びます。

オフセットさせたい辺にマウスポインターが触れると赤くなります。
赤くなった辺をクリックするとマゼンタに変わり、オフセットする辺が確定するので、更に右クリックします。
次にオフセットする方向は、マウスを左右に動かして決めます。(矢印が出るのでわかりやすい)

今回は右側にオフセットするので、マウスを右に動かして左クリックします。
オフセットはこれで終わるので、Escキーを押してオフセットコマンドを終了します。

Φ60の側面図を描こう

『ホーム』→『作図』から【線分】をクリックします。

Φ60の上シルエット点に触れ、その状態でマウスを左に動かすと点線が表示されます。(四角を描いたときと同じです。)
点線が表示された状態でオフセットした線上で左クリックします。

線分の始点が決まるので、更にマウスを左に動かし、長方形に触れたところで左クリックします。(このとき角度が180°になっていること)
連続で線を描かないのでEscキーで終了します。

隠れ線で作図しよう

『ホーム』→『作図』から【線分】をクリックします。
コマンドバーの線分スタイルを”Visible”→”Hidden”に変更します。

Φ40の上シルエット点に触れ、その状態でマウスを左に動かすと点線が表示されます。(四角を描いたときと同じです。)
点線が表示された状態でオフセットした線上で左クリックします。

線分の始点が決まるので、更にマウスを左に動かし、長方形に触れたところで左クリックします。(このとき角度が180°になっていること)
連続で線を描かないのでEscキーで終了します。

鏡映で図を線対称にコピーしよう

『ホーム』→『作図』から【鏡映】をクリックします。

Shiftキーを押しながら、実線と隠れ線をクリックします。(鏡映する要素を複数選ぶ場合は、Shiftキーを押しながらクリックします。)

鏡映する要素を選んだらShiftキーを離して、線対称する一点目をクリックします。
今回の場合は長方形の中点(図の位置)にするので、点の色が水色から赤色に変わってからクリックします。

二点目はオフセット線の中点(図の位置)をクリックします。
鏡映はここまでなので、Escキーで終了します。

トリムで線を消そう

『ホーム』→『作図』から【角をトリム】をクリックします。

トリムにはルールがあります。

トリムのルール
  • 残す線(残す箇所)を先にクリックする
  • トリムする境界をクリックする

図のように残す線を最初にクリックします。
次にトリムする境界をクリックします。

トリムができました。
続けて、もう一方も同じようにトリムします。

角を面取りしよう

『ホーム』→『作図』から【面取り】をクリックします。

コマンドバーの角度を45°、面取り長Aを2mm、面取り長Bを2mmにします。

手順は面取りする箇所の二辺を選択すると面取りできます。
まず1箇所目をクリックします。(クリックした辺がマゼンタに変わります)
次に2箇所目をクリックします。(同様に辺がマゼンタに変わります)

そして、上図の方向にマウスを移動して左クリックで確定、面取りができました。
同様にもう一方も面取りして、両端にC2の面取りができました。

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復習

復習
  • オフセットを上手に使おう
  • IntelliSketchは作図を補助してくれる
  • 実線は”Visible”
  • 隠れ線は”Hidden”
  • 鏡映で線対称にコピーできる
  • トリムでいらない線を消す
  • C面取りの設定にクセがある

次回に続きます。

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