こんにちは。巳(み)です。
前回は面取りやトリムを多用した復習回でした。
作図は終了したので、今回から図枠に写して中心線や寸法を追加していきます。
図枠に図を写す
図を写すための準備をします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_1.jpg)
まずSheet1に戻ってください。
図枠を変更する
図枠をA4にしよう
初期状態の図枠はA2なので、A4に変更します。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_2.jpg)
Sheet1を右クリックして、【シートの設定】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_3.jpg)
シートの設定で背景タブから”A4-Sheet”を選択します。(これでサイズタブの標準もA4になります。)
そして、【OK】ボタンをクリックすると図枠がA4に変更されます。
作図を写す
平面図を図枠に写そう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_4.jpg)
『テーブル』→『図面ビュー』から【2Dモデル】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_5.jpg)
2D Modelシートから平面図の左上をクリックし、平面図全体が入るように右下をクリックリます。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_6.jpg)
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_7.jpg)
画面がSheet1に切り替わるので、左クリックで設置します。(図のバランスを考えて設置場所を決めましょう。)
側面図を図枠に写そう
平面図を写した要領で側面図も写しましょう。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_4-1.jpg)
『テーブル』→『図面ビュー』から【2Dモデル】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_8.jpg)
2D Modelシートから側面図の左上をクリックし、側面図全体が入るように右下をクリックリます。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_9.jpg)
画面がSheet1に切り替わるので、左クリックで設置します。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_10.jpg)
これで平面図と側面図を図枠に写すことができました。
平面図と側面図の高さを合わせよう
平面図と側面図の高さがあっていません。
これでは不完全なので高さを合わせます。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_11.jpg)
平面図を右クリックして、【位置揃えを作成】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_12.jpg)
コマンドバーにて、位置揃えの場所を【キーポイント】に変更します。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_13.jpg)
Φ80の頂点(上シルエット点)をクリックし、
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_14.jpg)
次に側面図の位置を合わせる点をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_15.jpg)
平面図と側面図の高さが揃いました。
中心線を入れる
ここから中心線を入れていきます。
レイヤを追加すると・・・
図のレイヤに中心線や寸法を入れてもよいのですが、私は分けるようにしています。(後々、図だけをWord等にコピーしたいときがあるからです。)
レイヤを追加しよう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_16.jpg)
連結ウィンドのレイヤを右クリックして、【新しいレイヤ】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_17.jpg)
レイヤの名前は何でも良いのですが、ここでは”Dimension”とします。(今選択しているレイヤにはペンマークが付きます。)
平面図に中心記号を入れよう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_18.jpg)
『ホーム』→『注釈』から【中心記号】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_19.jpg)
コマンドバーの【延長した中心記号】ボタンをクリックしてONにしましょう。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_20.jpg)
マウスポインターがΦ80の円に触れると赤くなるので、クリックすると中心記号が入ります。
側面図に中心線を入れよう
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_22.jpg)
『ホーム』→『注釈』から【中心線】をクリックします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_23.jpg)
コマンドバーで【線分】ボタンをONにして、プルダウンを【2点で】にします。
![](https://www.mi-freeblog.com/wp-content/uploads/2021/08/fig18_24.jpg)
側面図の一番左の線の中心をクリックし、次に一番右の線の中心をクリックすると中心線が入ります。
復習
- Sheet1を右クリックして、シートの設定から図枠サイズを変更する
- 図枠に写すときは2Dモデルを使う
- 平面図と側面図を別々に写す
- それぞれ図の位置が合うように調整する
- レイヤを使って、図と寸法を分ける
- 中心記号と中心線を使い分けよう
次回に続きます。
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