Solid Edge 2D Draftingを使って図面を描く その5(図枠に写して、中心線を入れる)

CAD

こんにちは。巳(み)です。
前回は面取りやトリムを多用した復習回でした。
作図は終了したので、今回から図枠に写して中心線や寸法を追加していきます。

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図枠に図を写す

図を写すための準備をします。

まずSheet1に戻ってください。

図枠を変更する

図枠をA4にしよう

初期状態の図枠はA2なので、A4に変更します。

Sheet1を右クリックして、【シートの設定】をクリックします。

シートの設定で背景タブから”A4-Sheet”を選択します。(これでサイズタブの標準もA4になります。)
そして、【OK】ボタンをクリックすると図枠がA4に変更されます。

作図を写す

平面図を図枠に写そう

『テーブル』→『図面ビュー』から【2Dモデル】をクリックします。

2D Modelシートから平面図の左上をクリックし、平面図全体が入るように右下をクリックリます。

画面がSheet1に切り替わるので、左クリックで設置します。(図のバランスを考えて設置場所を決めましょう。)

側面図を図枠に写そう

平面図を写した要領で側面図も写しましょう。

『テーブル』→『図面ビュー』から【2Dモデル】をクリックします。

2D Modelシートから側面図の左上をクリックし、側面図全体が入るように右下をクリックリます。

画面がSheet1に切り替わるので、左クリックで設置します。

これで平面図と側面図を図枠に写すことができました。

平面図と側面図の高さを合わせよう

平面図と側面図の高さがあっていません。
これでは不完全なので高さを合わせます。

平面図を右クリックして、【位置揃えを作成】をクリックします。

コマンドバーにて、位置揃えの場所を【キーポイント】に変更します。

Φ80の頂点(上シルエット点)をクリックし、

次に側面図の位置を合わせる点をクリックします。

平面図と側面図の高さが揃いました。

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中心線を入れる

ここから中心線を入れていきます。

レイヤを追加すると・・・

図のレイヤに中心線や寸法を入れてもよいのですが、私は分けるようにしています。(後々、図だけをWord等にコピーしたいときがあるからです。)

レイヤを追加しよう

連結ウィンドのレイヤを右クリックして、【新しいレイヤ】をクリックします。

レイヤの名前は何でも良いのですが、ここでは”Dimension”とします。(今選択しているレイヤにはペンマークが付きます。)

平面図に中心記号を入れよう

『ホーム』→『注釈』から【中心記号】をクリックします。

コマンドバーの【延長した中心記号】ボタンをクリックしてONにしましょう。

マウスポインターがΦ80の円に触れると赤くなるので、クリックすると中心記号が入ります。

ちなみに

ちなみにコマンドバーの【延長した中心記号】ボタンがOFFの場合、小さい記号になります。

側面図に中心線を入れよう

『ホーム』→『注釈』から【中心線】をクリックします。

コマンドバーで【線分】ボタンをONにして、プルダウンを【2点で】にします。

側面図の一番左の線の中心をクリックし、次に一番右の線の中心をクリックすると中心線が入ります。

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復習

復習
  • Sheet1を右クリックして、シートの設定から図枠サイズを変更する
  • 図枠に写すときは2Dモデルを使う
  • 平面図と側面図を別々に写す
  • それぞれ図の位置が合うように調整する
  • レイヤを使って、図と寸法を分ける
  • 中心記号と中心線を使い分けよう

次回に続きます。

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