みなさん、こんにちは。
巳(み)です。
前回は Solid Edge 2D Draftingにはチュートリアルがあることを紹介しました。
このチュートリアルに沿って Solid Edge 2D Draftingの使い方を学んでいきます。
なので、私独自の我流とは違う部分があると思いますが、ソフトウェア推奨の使い方を知るよい機会になります。
これまで何となく使っていた方も、はじめて使う方も一度はやってみてください。
前回の続きから
前回はチュートリアルのページを表示しました。
その続きから始めますので、初見の方は前回のページを見てください。
チュートリアル
2D画面の作成
チュートリアルはブラウザで表示されます。
このページの右上箇所をクリックすると次のページに進みます。
アクティビティ:レイヤ、関係、およびIntelliSketchを使用して描画します
このページに進みました。
1~13までの項目があります。
説明にある通り、ここでは次の項目を学習します。
アクティビティドラフトファイルを開きます
”1:”をクリックしましょう。
すると項目が展開されます。
ファイルを開く
Solid Edge 2D Draftingに戻って、左端の開くをクリックし、さらに参照をクリックします。
CドライブをWクリックします。
Program FilesをWクリックします。
SiemensをWクリックします。
Solid Edge 2022をWクリックします。
TrainingをWクリックします。
sbddadr.dftを選択して、開くをクリックします。
するとこのような図面が表示されます。
アプリケーションボタンをクリック
左上にあるアプリケーションボタンをクリックします。
アプリケーションメニューから
名前を付けて保存をクリックします。
新しい名前を付けて保存
任意のフォルダーに、新しい名前を付けて保存しましょう。
私は「チュートリアル」という名前にしました。
リレーションシップハンドルの設定を確認します
設定の確認
ホームタブ⇒幾何関係グループ⇒幾何関係のハンドルで2つのオプション設定を確認します。
幾何関係を維持
二次元要素の作成、および編集中に適用した幾何関係を維持します。
たとえば、水平・垂直の幾何関係にした線は、水平・垂直の状態を維持します。
言葉だけだとわかりにくいので、実際に手を動かしてやってみましょう。
幾何関係のハンドル
この灰色のマークが幾何関係を表しています。
このマークが表示されていない方は、このリボンをクリックしてください。
リボンの背景が青色になり、灰色のマークが表示されます。
ONにすると背景が青色、OFFにすると白色になります。
レイヤタブを表示します
選択コマンドを選択する
ホームタブ⇒選択グループ⇒選択コマンドを選択します。
レイヤタブを選択する
連結ウインドゥからレイヤタブをクリックします。
レイヤタブを確認
レイヤタブには、すでにいくつかのレイヤが表示されています。
アクティブレイヤを設定します
現在選択しているレイヤは太字で表示され、ペンのマークが付きます。
他のレイヤをアクティブにする時は、そのレイヤをWクリックします。
たとえば”Dimensions”をアクティブにしたいときは、”Dimensions”をWクリックします。
(レイヤを変更した場合は、PartEdgesをWクリックして元に戻してください。)
ズームイン
領域の拡大
右下の表示コマンドツールバーに、領域の拡大コマンドがあります。
このボタンをクリックします。
領域
拡大したい要素の左上を左クリックし、
次に要素の右下を左クリックします。
四角で囲んだ領域が拡大されます。
コマンドの終了
右クリックで領域の拡大コマンドが終了します。
長方形を描く
長方形を2点で
ホームタブ⇒作図グループ⇒長方形リスト⇒長方形を2点でを選択します。
外形線に設定
コマンドバーのスタイルオプションをVisibleにします。
ちなみに外形線を”visible outline”といいます。
JIS Z 8114:1999より
長方形を描く1
この図のように点1あたりにカーソルを合わせ、左クリックします。
カーソルが移動すると・・・
点2の方向にカーソルを動かすと、幅、高さ、および角度の値が変化します。
また、コマンドバーの幅、高さ、および角度の値も同様に変化します。
長方形を描く2
幅が約80mm、高さ約100mm、角度0.00degの位置までカーソルを動かします。
その位置で左クリックして、点2を定義します。
コマンドの終了
Escキーを押して、長方形を2点でコマンドを終了します。
長方形を観察します
描いた長方形をよく見てください。
線上に幾何学的関係を表す記号が表示されています。
十字の記号は、水平方向と垂直方向の関係を表しています。
端点にある四角は、エンドポイント接続の関係を表しています。
この記号の上にカーソルを置くと、記号は赤色になります。
IntelliSketchの詳細
IntelliSketchダイアログボックス
ホームタブ⇒IntelliSketchグループ⇒IntelliSketchをクリックします。
IntelliSketchダイアログボックスが表示されます。
設定の確認
設定がこの図と一致していることを確認してください。
ダイアログボックスを閉じる
確認が終わりましたらOKをクリックしてダイアログボックスを閉じます。
線を削除します
選択コマンド
ホームタブ⇒選択グループ⇒選択をクリックします。
線の選択
図の線をクリックして選択します。
線の色が黒からマゼンタになりました。
Deleteキーを押す
Deleteキーを押します。
線が削除され、同時に幾何学的関係を表す記号も削除されます。
ラインコマンドを開始します
ホームタブ⇒作図グループ⇒線分コマンドをクリックします。
新しい線を引く
始点の決定
左端の線の終端にカーソルを合わせ、端点を表す記号(ピン)が表示されたらクリックします。
終点の決定
右端の線の終端にカーソルを合わせ、端点を表す記号(ピン)が表示されたらクリックします。
コマンドの終了
継続して線を描けますが、終わりたいので右クリックしてコマンドを終了します。
結果を観察する
新しく描いた線を観察してください。
始点と終点に四角の幾何学的関係を表す記号があります。
そして、線の真ん中に十字の幾何学的関係を表す記号があります。
ファイルを保存します
お疲れさまでした。
クイックアクセスツールバーで、保存してください。
まとめ
ここでは以下のことを学びました。
次回も引き続きチュートリアルを使って学んでいきます。
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