みなさん、こんにちは。
巳(み)です。
Solid Edge 2D Draftingのチュートリアルに沿って使い方を学び始めました。
私独自の我流とは違い、ソフトウェア推奨の使い方を知る機会になります。
これまで何となく使っていた方も、はじめて使う方も一度はやってみてください。
前回の続きから
前回はチュートリアルが用意したファイルを開き、幾何関係・レイヤ・ズームインの使い方、そして長方形や線を描きました。
その続きから始めますので、初見の方はこのページから始めてください。
チュートリアル
レイヤー、関係、およびIntelliSketchを使用して描画します
このページの右上箇所をクリックすると次のページに進みます。
アクティビティ:寸法、関係、隠線を追加します
このページに進みました。
1~10までの項目があります。
説明にある通り、ここでは次の項目を学習します。
ディメンションレイヤーをアクティブレイヤーにします
1:をクリックしましょう。
すると項目が展開されます。
連結ウインドゥのレイヤタブからDimensionsをWクリックします。
そうするとDimensionsが太字になり、ペンマークが付いてアクティブなレイヤになります。
長方形に駆動寸法を配置します
SmartDimensionを選択
ホームタブ⇒寸法グループ⇒SmartDimensionを選択します。
SmartDimensionのコマンドバー
コマンドバーの左にある鍵のマークがON(色がついている)になっていることを確認します。
垂直線を選択
長方形の左垂直線上にカーソルを置きます。
垂直線が赤色になったらクリックして選択します。
寸法位置を決める
カーソルを長方形の左側に移動し、適当なところで左クリックすると寸法位置が決まります。
値を入力する
寸法位置が決まると値編集ハンドルが表示されるので、100と入力し、Enterキーを押します。
寸法が100と表示されます。
番外:値編集ハンドルが表示されない
もし値編集ハンドルが表示されなかったら・・・。
SmartDimensionのコマンドバーを確認してください。
左下の鍵マークが開いていませんか?
この状態では値編集ハンドルは表示されません。
鍵マークをクリックして、鍵をかけてください。
長方形の幅を制限します
等値を選択
ホームタブ⇒幾何関係グループ⇒等値を選択します。
水平線を選択
長方形の下水平線上にカーソルを置きます。
水平線の色が赤色になったらクリックして選択します。
基準にする線を選択
次に図の矢印で示す線をクリックして選択します。
長方形の水平線の長さが80になっています。
(長方形の横寸法が、基準にする線と等値になりました。)
番外
長方形の水平線は本当に80に変わったのでしょうか?
実はもともと80だったのでは?
そのような疑問があると思います。
では、違うやり方で本当に80に変わったのか確認してみましょう。
SmartDimensionを選択
ホームタブ⇒寸法グループ⇒SmartDimensionを選択します。
垂直線を選択
長方形の下水平線上にカーソルを置きます。
水平線が赤色になったらクリックして選択します。
寸法位置を決める
カーソルを下に移動し、適当なところで左クリックすると寸法位置が決まります。
長方形の水平線は79.52になります。
値編集ハンドルが表示されるので、右の鍵マークをクリックして開けてください。(OFF状態にします。)
等値を選択
ホームタブ⇒幾何関係グループ⇒等値を選択します。
水平線を選択
長方形の下水平線上にカーソルを置きます。
水平線の色が赤色になったらクリックして選択します。
基準にする線を選択
次に図の矢印で示す線をクリックして選択します。
長方形の水平線の長さが80になりました。
ちなみにSmartDimensionの鍵マークがONのままでは、等値を使っても水平線の長さを合わせることができません。
やってみてください。
PartEdgesレイヤーをアクティブレイヤーにします
連結ウインドゥのレイヤタブからPartEdgesをWクリックして、レイヤを変更します。
そうするとPartEdgesが太字になり、ペンマークが付いてアクティブなレイヤになります。
円を描く
円を中心でを選択
ホームタブ⇒作図グループ⇒円を中心でを選択します。
コマンドバーに直径を入力
コマンドバーの直径に30と入力し、Enterキーを押します。
円を配置する
図の位置に左クリックして円を配置します。(だいたい、おおまかで良いです)
円を配置したら右クリックでコマンドを終了します。
別の線を引く
線分を選択
ホームタブ⇒作図グループ⇒線分を選択します。
線の開始位置
長方形の水平線の上にカーソルを置き、①赤矢印で示している線とほぼ一致する位置にします。
そして、カーソルの横に”要素上の点”が表示されたら、左クリックします。
線の終了位置
長方形の水平線の上にカーソルを置き、カーソルの横に”要素上の点”と”水平または垂直”が表示されたら左クリックします。
線分コマンドを終了
線の描画が終了したら、右クリックしてコマンドを終了します。
隠線を開始します
引き続き線を描きます。(線分コマンドになっていることを確認してください。)
線種を変更
コマンドバーの線種リストから、Visible⇒Hiddenに変更します。
ちなみに隠線を”hidden outline”といいます。
JIS Z 8114:1999より
隠線の始点位置
円の上にカーソルを置きます。(まだ左クリックしないでください。)
カーソルの横に”シルエット点”が表示されたら、そのままカーソルを下に移動します。
ハイライトされた円と現在のカーソル位置の間に破線が表示されます。
これは、カーソルが円の端に正確に位置合わせされていることを示しています。
隠線の始点位置で左クリック
カーソルを図の位置に移動し、その横に”要素上の点”が表示されたら左クリックします。
隠線を終了します
隠線の終了位置
図のように水平線の上にカーソルを置き、カーソルの横に”要素上の点”と”水平または垂直”が表示されたら左クリックします。
線分コマンドの終了
線の描画終了したら、右クリックして線分コマンドを終了します。
別の隠線を引く
前項と同じ方法で、隠線を描画するので動画を参考にしてください。
ファイルを保存します
お疲れさまでした。
クイックアクセスツールバーで、保存してください。
まとめ
ここでは以下のことを学びました。
次回も引き続きチュートリアルを使って学んでいきます。
コメント
intellisketchで、寸法入れようとしても寸法値が表示されないんですが?
確認するところはどこでしょうか?
四角で青色の表示はでて変更もできるんですが、決定しても寸法→のみで寸法値が
表示されないんです。
ソフトを再ダウンロードしても、同じなんです。
助けてもらえませんか?
木曾康全 様
Smart Dimensionをクリックするとコマンドバーが表示されるので、右上の『☓』をクリックしてください。
そして、一番上にある【呼び寸法】をクリックしてください。
これで寸法値が表示されると思います。