Solid Edge 2D Drafting(2022年版)
チュートリアルやってみた #3

チュートリアルやってみた3 CAD

みなさん、こんにちは。
巳(み)です。

Solid Edge 2D Draftingのチュートリアルに沿って使い方を学び始めました。

私独自の我流とは違い、ソフトウェア推奨の使い方を知る機会になります。

これまで何となく使っていた方も、はじめて使う方も一度はやってみてください。

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前回の続きから

前回はチュートリアルが用意したファイルを開き、幾何関係・レイヤ・ズームインの使い方、そして長方形や線を描きました。
その続きから始めますので、初見の方はこのページから始めてください。

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チュートリアル

レイヤー、関係、およびIntelliSketchを使用して描画します

このページの右上箇所をクリックすると次のページに進みます。

チュートリアル次に進む

アクティビティ:寸法、関係、隠線を追加します

このページに進みました。
1~10までの項目があります。

チュートリアルの項目

説明にある通り、ここでは次の項目を学習します。

学習項目
  • 描画した長方形に駆動寸法と幾何学的関係を追加します。
  • 別のレイヤーにディメンションを配置します。
  • ジオメトリを追加します。
  • 隠線ジオメトリを追加します。

ディメンションレイヤーをアクティブレイヤーにします

1:をクリックしましょう。
すると項目が展開されます。

項目1を展開

連結ウインドゥのレイヤタブからDimensionsをWクリックします。

DimensionsをWクリック

そうするとDimensionsが太字になり、ペンマークが付いてアクティブなレイヤになります。

Dimensionsがアクティブなレイヤ

長方形に駆動寸法を配置します

SmartDimensionを選択

ホームタブ⇒寸法グループ⇒SmartDimensionを選択します。

SmartDimensionを選択

SmartDimensionのコマンドバー

コマンドバーの左にある鍵のマークがON(色がついている)になっていることを確認します。

コマンドバーの鍵マークON

垂直線を選択

長方形の左垂直線上にカーソルを置きます。
垂直線が赤色になったらクリックして選択します。

赤色になったらクリック

寸法位置を決める

カーソルを長方形の左側に移動し、適当なところで左クリックすると寸法位置が決まります。

寸法位置を決める

値を入力する

寸法位置が決まると値編集ハンドルが表示されるので、100と入力し、Enterキーを押します。

値編集バンドルが表示

寸法が100と表示されます。

縦寸法が設定される

番外:値編集ハンドルが表示されない

もし値編集ハンドルが表示されなかったら・・・。
SmartDimensionのコマンドバーを確認してください。
左下の鍵マークが開いていませんか?

鍵マークが開いていませんか

この状態では値編集ハンドルは表示されません。
鍵マークをクリックして、鍵をかけてください。

鍵をかけましょう

長方形の幅を制限します

等値を選択

ホームタブ⇒幾何関係グループ⇒等値を選択します。

等値を選択

水平線を選択

長方形の下水平線上にカーソルを置きます。
水平線の色が赤色になったらクリックして選択します。

赤線になったらクリック

基準にする線を選択

次に図の矢印で示す線をクリックして選択します。

基準にする線をクリック

長方形の水平線の長さが80になっています。
(長方形の横寸法が、基準にする線と等値になりました。)

寸法は80

番外

長方形の水平線は本当に80に変わったのでしょうか?
実はもともと80だったのでは?
そのような疑問があると思います。

では、違うやり方で本当に80に変わったのか確認してみましょう。

SmartDimensionを選択

ホームタブ⇒寸法グループ⇒SmartDimensionを選択します。

SmartDimensionを選択
垂直線を選択

長方形の下水平線上にカーソルを置きます。
水平線が赤色になったらクリックして選択します。

長方形の線をクリック
寸法位置を決める

カーソルを下に移動し、適当なところで左クリックすると寸法位置が決まります。

寸法位置を決める

長方形の水平線は79.52になります。

水平線の寸法

値編集ハンドルが表示されるので、右の鍵マークをクリックして開けてください。(OFF状態にします。)

鍵をOFF状態にする
等値を選択

ホームタブ⇒幾何関係グループ⇒等値を選択します。

等値を選択
水平線を選択

長方形の下水平線上にカーソルを置きます。
水平線の色が赤色になったらクリックして選択します。

水平線をクリック
基準にする線を選択

次に図の矢印で示す線をクリックして選択します。

基準にする線をクリック

長方形の水平線の長さが80になりました。

長方形の横寸法

ちなみにSmartDimensionの鍵マークがONのままでは、等値を使っても水平線の長さを合わせることができません。
やってみてください。

PartEdgesレイヤーをアクティブレイヤーにします

連結ウインドゥのレイヤタブからPartEdgesをWクリックして、レイヤを変更します。

PartEdgesをWクリック

そうするとPartEdgesが太字になり、ペンマークが付いてアクティブなレイヤになります。

PartEdgeがアクティブ

円を描く

円を中心でを選択

ホームタブ⇒作図グループ⇒を中心でを選択します。

円を中心で

コマンドバーに直径を入力

コマンドバーの直径に30と入力し、Enterキーを押します。

直径に30を入力

円を配置する

図の位置に左クリックして円を配置します。(だいたい、おおまかで良いです)
円を配置したら右クリックでコマンドを終了します。

円を配置

別の線を引く

線分を選択

ホームタブ⇒作図グループ⇒線分を選択します。

線分を選択

線の開始位置

長方形の水平線の上にカーソルを置き、①赤矢印で示している線とほぼ一致する位置にします。
そして、カーソルの横に”要素上の点”が表示されたら、左クリックします。

線の開始位置

線の終了位置

長方形の水平線の上にカーソルを置き、カーソルの横に”要素上の点”と”水平または垂直”が表示されたら左クリックします。

線の終了位置

線分コマンドを終了

線の描画が終了したら、右クリックしてコマンドを終了します。

コマンドを終了

隠線を開始します

注意

IntelliSketchでシルエット点がONになっていること

引き続き線を描きます。(線分コマンドになっていることを確認してください。)

線種を変更

コマンドバーの線種リストから、Visible⇒Hiddenに変更します。

線種を変更

ちなみに隠線を”hidden outline”といいます。

JIS Z 8114:1999より

隠線の始点位置

円の上にカーソルを置きます。(まだ左クリックしないでください。)
カーソルの横に”シルエット点”が表示されたら、そのままカーソルを下に移動します。

シルエット点が表示されたら

ハイライトされた円と現在のカーソル位置の間に破線が表示されます。
これは、カーソルが円の端に正確に位置合わせされていることを示しています。

延長線が表示される

隠線の始点位置で左クリック

カーソルを図の位置に移動し、その横に”要素上の点”が表示されたら左クリックします。

要素上の点が表示されたら

隠線を終了します

隠線の終了位置

図のように水平線の上にカーソルを置き、カーソルの横に”要素上の点””水平または垂直”が表示されたら左クリックします。

隠線の終了位置

線分コマンドの終了

線の描画終了したら、右クリックして線分コマンドを終了します。

線分コマンドの終了

別の隠線を引く

前項と同じ方法で、隠線を描画するので動画を参考にしてください。

ファイルを保存します

お疲れさまでした。
クイックアクセスツールバーで、保存してください。

ファイルを保存
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まとめ

ここでは以下のことを学びました。

学習したこと
  • 描画した長方形に寸法と幾何学関係の追加方法
  • 円の描き方
  • 線分(隠線)の描き方

次回も引き続きチュートリアルを使って学んでいきます。

コメント

  1. 木曾康全 より:

    intellisketchで、寸法入れようとしても寸法値が表示されないんですが?
    確認するところはどこでしょうか?
    四角で青色の表示はでて変更もできるんですが、決定しても寸法→のみで寸法値が
    表示されないんです。
    ソフトを再ダウンロードしても、同じなんです。
    助けてもらえませんか?

    • mi より:

      木曾康全 様

      Smart Dimensionをクリックするとコマンドバーが表示されるので、右上の『☓』をクリックしてください。
      そして、一番上にある【呼び寸法】をクリックしてください。

      これで寸法値が表示されると思います。

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