こんにちは。巳(み)です。
前回はオフセットや鏡映を使って線を描きました。
そして、いらない線をトリムで消して、角を面取りしたのですが覚えていますか?
今回は新しいコマンドは登場しません。
前回のコマンドを使って、復習を兼ねて作図していきます。
図面の書き方
側面図を描く
隠れ線で角を面取りしよう
隠れ線で作図した内部(Φ40)にも面取りをします。
『ホーム』→『作図』から【面取り】をクリックします。
コマンドバーの角度を45°、面取り長Aを1mm、面取り長Bを1mmに設定して、隠れ線なので線種を”Visible”→”Hidden”に変更します。
手順は面取りする箇所の二辺を選択すると面取りできるので、1箇所目をクリックします。(クリックした辺がマゼンタに変わります)
次に2箇所目をクリックします。(同様に辺がマゼンタに変わります)
角度を付ける方向にマウスを移動して左クリックで確定・・・
C1の面取りができました。
そして実線も消えました。
面取りで線が消える
面取りの端点で線が自動的にトリムされるのは仕様のようです。
残すor消すの選択ができればよいのですが・・・。
トリムで線を延長しよう
線を延長するのにトリムを使います。
『ホーム』→『作図』から【角をトリム】をクリックします。
はじめに延長したい線をクリックします。
次に閉じる区間をクリックします。
開いている要素が閉じました。
隠れ線でもう一方の角も面取りをしよう
『ホーム』→『作図』から【面取り】をクリックします。
図のように二つの辺をクリックしてC1面取りをすると・・・
やはり実線が消えます。
仕様なので仕方ありません。
トリムで線を延長して、要素を閉じよう
『ホーム』→『作図』から【角をトリム】をクリックします。
図の順番で線をクリックして、二つの開いている要素を閉じます。
C1の面取りができました。
面取りに線を追加しよう
『ホーム』→『作図』から【線分】をクリックします。
コマンドバーの線種を”Visible”にします。
C2面取りした箇所にマウスポインターを近付けると点が赤くなります。
赤点になったところで左クリック、もう一方のC2面取りの交点を左クリックします。
連続して線を描かないので、Escキーでコマンドを終了します。
隠れ線で面取りに線を追加しよう
同様にC1面取りにも線を追加します。
『ホーム』→『作図』から【線分】をクリックして、コマンドバーの線種を”Hidden”に変更します。
先程と同様に面取り箇所の交点を隠れ線でつなげればOKです。
平面図を描く
平面図に円を追加しよう
側面図にC2面取りをしたので、平面図に円を追加するのを忘れずに。
『ホーム』→『作図』から【円を中心で】をクリックします。
コマンドバーの線種を”Visible”に変更しましょう。
円の中心に十字マークが出るので、左クリックで円の中心を確定します。
その後、C2面取りの交点にマウスを近付けると交点が赤くなります。
そのままマウスを右に移動すると点線が表示されるので、平面図で円を確定させます。
要素を削除しよう
側面図でオフセットしたとき、”25″が表示されたままになっています。
これを削除する方法を説明します。
『ホーム』→『選択』から【選択】をクリックします。
“25”をクリックすると黒字から赤字に変わるのでDeleteキーで消します。
ここで作図は終了です。次回から中心線や寸法を入れます。
復習
次回に続く。
コメント