こんにちは。巳(み)です。
前回は図を図枠に写し、中心線を入れました。
図をwordなどにコピーする機会がある方は、図と中心線を別々のレイヤにすることをオススメします。
その都度余計なものを消す手間が省けますからね。
今回は寸法を入れていきます。
寸法を入れる
寸法の入れ方を解説していきます。
平面図に寸法を入れる
円に寸法を入れよう
『ホーム』→『寸法』から【SmartDimension】をクリックします。
平面図の一番内側の円をクリックすると”Φ40″が表示されるので、適当な位置に寸法を配置します。
同様にΦ80の円にも寸法を入れましょう。
側面図に寸法を入れる
寸法にΦをつけよう
『ホーム』→『寸法』から【SmartDimension】をクリックします。
上図のように①→②の順に辺をクリックします。(途中”23″と表示されますが、気にしません。)
上図の位置に寸法を配置するのですが、”Φ60″ではなく “60”と表示されΦが付きません。
そこでコマンドバーの寸法補助記号をクリックします。
寸法補助記号のウインドが表示されるので、補助記号(前)をクリックして特殊文字【Φ】を選び、【OK】をクリックします。
すると”60″が”Φ60″に変わるので、適当な位置に寸法を配置します。
寸法からΦを消そう
続けてここに寸法を入れます。
『ホーム』→『寸法』から【SmartDimension】をクリックします。
上図のように①→②の順に辺をクリックするだけですが、”Φ”がついています。
この”Φ”はいらないので、前項の寸法補助記号で削除します。
コマンドバーの寸法補助記号をクリックし、補助記号(前)の”%DI”を消して【OK】をクリックします。
“Φ25″が”25″になったので、適当な位置に寸法を配置します。
全長寸法を入れよう
続けてコマンドを実行する場合は、設定が引き継がれるようです。
寸法に”Φ”がつかない設定にしているので、SmartDimensionで最外形の寸法を入れましょう。
上図のように①→②の順に辺をクリックし、全長寸法を適当な位置に配置します。
指定した範囲を拡大しよう
次にC面取りに寸法を入れるのですが、小さくて作業性が悪いので拡大します。
『表示』→『向き』から【領域の拡大】をクリックします。
拡大したい箇所を二点で範囲指定するので、図のように面取り箇所を拡大します。
C2面取りに寸法を入れよう
『ホーム』→『寸法』から【面取り寸法】をクリックします。
次にコマンドバーのプルダウンで、【直角】を選びます。
45°の面取りなので、縦線・横線のどちらを選んでも良いのですが、今回は横線を選びます。
そして面取りした辺をクリックすると・・・
“C2″と表示されるので、クリックして確定します。
C1面取りに寸法を入れよう
同様に隠れ線のC1面取りにも寸法を入れましょう。
方法は同じなので、範囲を指定して拡大し、【面取り寸法】で寸法を入れます。
これで、C2とC1の寸法を入れることができました。
面取り寸法の配置を変える
C2(C1)面取り寸法の配置位置を変えます。
『ホーム』→『選択』から【選択】をクリックします。
面取り寸法をクリックすると、色がマゼンタに変わります。
面取り寸法の矢印をドラッグして、適当な位置に寸法を配置しましょう。
私はC1面取り寸法の位置も変えました。
画面に図を合わせよう
すべての寸法を入れたので、画面に合わせて図を表示します。
『表示』→『向き』から【フィット】をクリックします。
これで画面に合わせて図が表示されました。
ちなみにマウスの中ボタンをダブルクリックすることで同じことができます。
ブッシュの図面が完成
ブッシュの図面が完成しました。
図枠に関しても解説したいことがあったのですが、今回はカットします。(次回のネタに取っておきます。)
まとめ
Solid Edge 2D Draftingを使ってみた感想です。
- 操作に慣れるまで時間がかかる
- たまにしか使わないと操作を忘れる
- クセのあるコマンドがある
- 機能豊富で使いこなせるか?
なるべく詳細に書いたので、使い方を忘れたときは見直してください。
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